『素晴らしきかな人生』(1993)

いや、もう、聞きしに勝る、物凄い内容のドラマでした。胸のザワツキが半端じゃなかったです。。浅野温子と織田裕二のラブストーリー♪ って、ここまで複雑に、波乱万丈にしなきゃ、成り立たないものだったのだろうか。いや、、この二人だからこそ、力量を見込んで、あそこまでやった! のかも知れないけど、感情移入が激しい私は疲れ切りました。特に10話まで(1&2話は見損ねましたが、、)。



■15年ぶりに、初恋の人、高畑結女・たかはたゆめ(浅野温子)と再会した芝木貢・しばきみつぐ(織田裕二)の前に立ちはだかる障害は、いろいろあるんですが、ハードルが低めのものから順に:

1.年の差(33歳と27歳)
2.結女はバツ1の子持ち。遥(ともさかりえ)という1人娘がいる。
3.別れた夫、新平・しんぺい(佐藤浩市)が結女と寄りを戻したがっている。
4.再会した当初、貢は、同じ高校の音楽教師の初音・はつね(富田靖子)と、結婚を前提に同棲中だった。
5.遥の実の父親は貢の兄、邦生・くにお(田中健)で、結女にとっては15年間、忘れられない人。その行方不明になっていた兄が15年ぶりにひょっこり戻ってきて、結女のことを忘れたことはなかった、などと言う。

などなど。5.はかなり強力ではあるんですが、爆弾はやはり4.の初音でした。

■富田靖子さんって演技が上手いですねー。本当に感心しました。それだけに、もう鬱陶しくて鬱陶しくて。。貢のこと、諦めてよ!どっか行ってよ!!とずっと思ってたんですが、本当にどっか(あの世)へ行ってしまったから、さー大変。貢が初音とやっと別れて、15年越しの思いを遂げて結女と結婚した直後に、初音の妊娠が発覚した第10話が本当にきつかったーー。結女を選んだ貢に、貢に選ばれた結女に、あそこまでの仕打ちが用意されているとーは!脚本、残酷過ぎます,,,

で、週末が挟まって、昨日はF1特集が入って、ちょっと間が空いて、11話&12話(最終回)は今朝の放送。。もー一体、どうなるんだろう!!と、居てもたっても居られなかったので、録画ではなく、オンエアを観賞。。しかし、山は10話だったのね。なんか、後は意外と普通でした。物足りない感じ?笑

■浅野温子さんって、ミステリアスなんだけど、妙に現実感がある。浅野さんの演技には、結女に襲いかかる不幸に現実味を与える、説得力と迫力がありました。それにしても浅野さん。改めて、見ると、拒食症一歩手前の痩せ型ですよね?そこがすごく気になりました。まさか乳癌を患っている、という役柄上、さらに絞ったんでしょうか??というより、あの役柄やってたら太れなかったでしょうねぇ。神経衰弱になりそう、、、

■結女を翻弄する(に翻弄される?)男たちを演じた男優陣が重厚だったからこそ成立したドラマ、という気もします。ともさかりえちゃんの演技も光ってました。あと、織田さんと浅野さんって、意外と似合ってましたね♪

■織田さんは、最初の方で結女さんに迫るシーンは、なんか演技下手くそ?(・・)、と思ったりもしたんですけど、貢の不幸度が上がり始めると本領発揮(笑)。貢の言葉が心からの言葉に聞こえるのは、やっぱり、織田さんの演技力かな(笑)。それに容姿ですね。カッコイイんだけど、普通の青年にも見えるところがミソですね。

■先日、美容院で女性誌を読んでいたら(草食系男子という言葉の生みの親と、『女装する女』の筆者だったかな?)、「最近の若者は自分から好きとは言わない。理由は「責任を取りたくないから。」」などと書いてあったんですが、今の若者が、直球勝負で好きだ、好きだと言いまくり、「癌と闘うあなたの人生を背負う!」と言い切る貢を見たら、ケ!と思うのかなあ、と思ったりした。私は、恐竜世代(?)なので、嘘っぽいとは思いませんでしたが(笑)。

■最初は、なんてストーリーなの!と思ったけど、癌を患って、30代半ばの若さでこの世を去らなければならない結女の人生を、「素晴らしきかな人生」と心から思わせるためには、あそこまでの展開がないとかえって不自然かもね、と思えてきました。

■一瞬、ハマるか!と思ったんですけど、やっぱり柴木貢はタイプじゃないよーです。それに、ドラマ自体、繰り返し見たい、という内容ではないですし。。でも、見る価値はあったと思うし、ものすごい展開なんだけど、バタバタ感はなく、深いドラマだと思いました。登場人物の心情がよく描かれているからでしょう。

しかし、何でもありますね。YouTube! 『相逢何必曾相識』ですか。
織田さんは、このタイトルバックに出てくる織田さんが一番好きだったりします(笑)


[PR]
by easternsky | 2009-10-06 20:21 | ドラマ・ムービー | Trackback | Comments(8) Top

トラックバックURL : http://nshouse.exblog.jp/tb/9066509
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
Commented at 2009-10-07 11:14
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by easternsky at 2009-10-07 21:04
◆鍵さま
髪型もだけど、スーツも...くくくっ。だよねぇ。今、全盛の細身のスーツも、10年後に見たら、「くくくっ」に見えたりするのかしら?

そういえば、私もだわ。93年ごろといえば、本当によく働いていた頃で、10時頃までは会社に居たもの。そうか。だから、ドラマ、全然見てないんだわ。。~91年だと見てたりするんだけどね。。

今日から「正義は勝つ」が始まって、嬉しいわたしです。うふふ
Commented at 2009-10-08 01:05
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by easternsky at 2009-10-08 06:48
◆鍵コメさま

そうですか。みなさん、脚本は誰か、とか、やはりチェックするんですね(当然?) 正直、私は、脚本家なんて、あんまり重視したことありません。映画でいえば、監督もあんまり気にしてない。。「出演者」というか、「主演」オンリー重視。。これじゃいけませんね。。
Commented at 2009-10-08 08:27
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by easternsky at 2009-10-08 11:57
◆成り行き鍵さま

そうかそうか。確かに、ドーンと名前が出たよね。。
ところで、「恋人よ」って韓流??じゃない?
意外ね。。

竹之内豊、今でもカッコイイよね。彼。
でも、若い頃は、もう無敵な感じだったよね(笑)。
トヨエツさまは、まあ、順当なエイジング具合かな。

やっぱり、それ思うと、いわゆるアイドル系の人たち、
どうもカッコイイまま年取れないよね。
Kキッズとか、この前見てキョウガクすますた。。
Commented at 2009-10-08 19:44
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by easternsky at 2009-10-08 22:19
◆いまさらなので鍵コメさま

ええ。検索したら、そっちが先に出たのよ。
ハンリューじゃなくて納得しました。

私はそもそも、三国連太郎さんが好きでしたね。
で、お、息子もよいじゃない、と。
佐藤さんは絶対に40代の方がよいよね?
そう思いませんか。
ドラマもドラマだけど、映画にも出まくってますよね。
佐藤さん。年間何本出てるんだろう?

織田さまも、40代の方がベターになればいいけど。
せっかく、ファンになったわけだし。おほほ